妊娠線クリームの胎児への影響が気になる女性へアドバイス!
妊娠中は赤ちゃんをお腹の中に宿しているので、普段よりも口に入れるものや肌へと触れるものに対して神経質になりがちです。
- リステリア食中毒の恐れがある加熱されていないナチュラルチーズや生ハム
- トキソプラズマの感染の恐れがあるレアステーキやレバ刺し
- 子宮の収縮が促されるウコン(ターメリック)やシナモン
- 低体重などお腹の赤ちゃんの発育が阻害されやすいカフェイン
これらの食品や成分は妊娠中に口にしてはいけないことで有名で、正しい知識を持って食生活を送らなければなりません。
妊娠線クリームを使う場合も胎児への影響が気になるかもしれませんが、結論から言えば安心して毎日のスキンケアに取り入れられます。
なぜ胎児への悪影響がないのか理由を見ていきましょう。
表面の皮膚から血液の中へと成分は移行しない
私たちの皮膚は以下の3種類の層で構成されています。
- 表皮:厚さが0.2㎜程度の表皮細胞が死んでできた角質層で、バリアの働きで外部刺激から守っている
- 真皮:2㎜~3㎜と分厚く、組織の形状を維持するコラーゲンや補強するエラスチンが埋めて弾力を保っている
- 皮下組織:筋肉の上にある脂肪の層で衝撃の吸収など身体を守るクッションの役割を果たしている
一番表面の表皮がバリア機能の役割を果たしていて、妊娠線クリームを塗布しても表皮よりも下にはほとんど浸透しません。
つまり、肌に塗ったものが内部まで浸透して血液の中に移行し、胎児へと良くない影響を与えることはないのです。
妊娠線クリームは医薬品ではないので副作用のリスクがない
妊娠線クリームは化粧品に分類され、医薬品ではないので副作用のリスクはありません。
- 化粧品:美容を目的に開発されたクリーム状やジェル状の製品で、緩やかな作用が期待できる
- 医薬品:医薬的効果のある成分が含まれており、主作用だけではなく好ましくない働きの副作用がある
上記のような違いがあり、塗り薬とは異なります。
もちろん、肌質が弱い女性であれば自然の植物エキスでもアレルギー症状を引き起こすことがあり、事前にアレルゲンが何なのか確認しておいた方が良いでしょう。
しかし、医薬品に該当する塗り薬の副作用のように、肌がかぶれたりヒリヒリと痛んだりすることはありませんし、胎児に悪影響がなく安全に使用できる理由です。
お腹の中の赤ちゃんは羊水で守られている
お腹の中の赤ちゃんは、羊水腔を満たす弱アルカリ性の水分の羊水で守られていて、どんな働きを担っているのかまとめてみました。
- 外部の圧力による衝撃を和らげるクッションの役割を果たして胎児の損傷を防ぐ
- 増殖因子によって細胞を増殖させたり分化させたりと、胎児の発育に影響を及ぼす
- 外部の気温が直接的に伝達するのを防ぐために保温して一定の体温で保つ
- 胎動の空間を形成して筋肉や骨格がしっかりと発達するように促す
- リゾチームやラクトフェリンを含み、抗菌作用や抗炎症作用で感染を防ぐ
この羊水で守られている赤ちゃんに何かしらの不調が出る時は、必ずママの身体にも劇的な不調が訪れます。
そんな時は産婦人科へと受診して専門医による診察を受けますし、体調が良好な状態であれば妊娠線クリームやオイルを使っても全く問題はないのです。
妊娠線クリームにほとんどデメリットはない!
以上のように、妊娠線クリームには胎児へのデメリットはなく、安心して肌トラブルを防ぐケアを続けられることがお分かり頂けるでしょう。
唯一挙げるとすればコストがかかるのがデメリットで、薬局で市販されているような保湿クリームと比べて料金が高く設定されています。
しかし、以下に該当する女性は妊娠線ができやすいので注意しなければなりません。
- 全く身体を動かしていなくて目安よりも体重が増加している
- カサカサと肌が乾燥しやすい体質で柔軟性に欠けている
- 小柄な妊婦さん(皮膚の面積が狭くて普通の体質の女性よりも引っ張られやすい)
- 双子や三つ子などの多産児を宿している女性(胎児の数だけお腹が大きくなりやすい)
- 高齢出産の妊婦さん(加齢によってコラーゲンの生成量が減って弾力性がなくなる)
妊娠線ができやすい体質でもお腹が大きくなる前から予防していれば肌への悪影響を最小限に抑えられるので、妊婦さんのために開発されたベルタマザークリームがおすすめです。
綺麗なママでいるためには早めのケアが必須となり、ベルタマザークリームは定期便への加入で初回500円と安く設定されています。
金銭的な負担が少ないので、妊娠線のケアや対策として一度使ってみてください。
赤ちゃんへの影響が気になる女性は刺激成分を含まない妊娠線クリームを使おう
どうしても赤ちゃんへの影響が気になってしまうのであれば、刺激成分を含まない妊娠線クリームの使用がおすすめです。
妊娠線クリームは妊娠中の妊婦さんが使う目的で作られており、以下に該当する製品が増えています。
- オーガニック成分で構成されている
- 無添加で余計な添加物を含まない
- 無香料で余計な成分を含まない
とは言え、全ての化粧品が該当するわけではなく、妊娠中に控えた方が良い成分が使われているケースも少なくありません。
- 皮脂の分泌を抑えてニキビの発生を防ぐ「アキュテイン(イソトレチノイン)」
- シミの根本的な原因となるメラニン色素を抑える「ハイドロキノン」
- 様々な成分を溶かす揮発性の液体の「エチルアルコール」
- 保湿系やピーリング系と並んでニキビケアとして使われる「サリチル酸」
- 高い抗菌性を持っていて広範囲の微生物の繁殖を防ぐ「パラベン」
上記の成分は控えた方が良く、妊娠中のデリケートな肌ではトラブルの引き金となります。
ベルタマザークリームは無添加なので危険な成分は含まれていませんし、多くの女性から高い評判を得ているので安心してください。